ショベルカーのアームに吹き飛ばされて転倒して膝の靭帯を断裂した事例
(事故内容と障害内容)
ご依頼者様(50代男性)は廃棄物を処理する現場でコンクリートの欠片等を運んでいました。同僚がショベルカーを運転していましたが、周囲を確認せずに旋回したため、ショベルカーのアームがご依頼者様に当たりその反動でご依頼者様が吹き飛ばされて地面に膝を打ちつけました。
左膝内側側副靱帯断裂、左膝脛骨高原骨折になり、労災から「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害14級の9が認定されました。
(ご依頼の経緯)
後遺障害が14級ではなく、12級にならないかということで、ご相談がありました。
(弁護活動)
残念ながら、医学的な資料が乏しくて12級にはなりませんでしたが、同僚の過失は明らかな事案でしたので、会社に対し、使用者責任に基づいて損害賠償請求を行いました(損害は14級を前提としたものです)。
話し合いで早期に解決が出来ました。
(結果)
会社との間で、200万円で早期の示談が成立しました。