かご台車が転倒して下敷きになり、大腿骨骨幹部骨折の負傷をして後遺障害9級と認定された事案で、示談交渉を行い約1800万円で示談をした事例
(事故内容と障害内容)
ご依頼者様(50代女性)が、重たい荷物を詰められていたかご台車を運搬していたところ、足場が悪く、かご台車が転倒しました。ご依頼者様は、かご台車の下敷きになり、大腿骨骨幹部骨折等の傷害を負い、股関節の可動域が2分の1以下に制限され、また、下肢が1cm短縮したことなどにより、労災より併合9級の後遺障害が認めらました。
(ご依頼の経緯)
通院途中で、今後の会社に対する損害賠償の進め方について不安になられて、ご依頼がありました。
(弁護活動)
労災からの後遺障害認定後、労働局から労災資料を取り寄せました。その資料を分析したところ、ご依頼者様が作業をしていた運送会社に対して安全配慮義務違反を問える事案と判断をして、運送会社に対し、内容証明で損害賠償の支払通知を送りました。
運送会社と交渉をし、ほぼ当方の請求に近い額で示談が出来ました。
(結果)
裁判まで行かずに、話し合いで納得のいく解決ができた事例でした。