工場内で転倒し膝に可動域制限(12級7号)が残った事案。労災12級を超える賠償を訴訟上の和解で実現し、会社から1150万円を回収した事例

(事故と障害の内容)

50代女性のご依頼者様が、自動車部品の製造工場で働いていた際、機械の設置場所から歩行帯にこぼれ落ちた油で足を滑らせて転倒し、右膝を強く打ちつけ、右膝蓋腱断裂の重傷を負った事例です。その後、労災では後遺障害12級7号(1下肢の3大関節の1関節の機能障害)が認定されました。

(ご依頼の経緯)

勤務中の転倒であり、会社の安全配慮義務違反や過失割合をめぐって大きくもめることが予想されたため、治療中の段階でご依頼いただきました。

(受任後の活動)

交渉では解決できなかったので、裁判になりました。裁判では、会社側は「床の油は予見できなかった」「安全靴を履いていれば滑らなかった」などと過失相殺を主張しましたが、床面の滑りやすさに関する技術資料や文献を提出して反論しました。

(結果)

労災保険から休業補償・障害一時金として約870万円を受領した上で、訴訟上の和解により、会社から既払いの労災給付とは別に解決金1150万円の支払いを受けました。

ご依頼者様の過失は10%に留めることができました。

(解決のポイント)

会社の安全委配慮義務違反を丁寧に主張し、損害もカルテに基づいて丁寧に主張したことで十分な解決金を獲得できました。

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